自分に合った三線選びとは!?
こんにちは。
まーりーです。
今回は三線の選び方についてお話します。
まず三線を始めるにあたって必要最低限の準備するものは
三線本体
爪
ですね。
教材
と
調弦道具もと言いたいのですが
調弦道具は正直アプリとかでも検索すると
出てくるのでいらないです。
教材は基本私は教材は見ないで、先生の手を見て覚えなさい!
と教えられて出来るようになったので教材は今は必要ないです。
しかしある程度できるようになって
教材の曲も弾けるようになりたいという方の為にも
工工四の読み方もここではお教えします。
三線を新しく購入するとなると
種類特徴がそれぞれ違うため
初心者は何を選んでいいのかわかりませんよね。
じつは私もそうでした。
今使用している三線は師匠が私にあった物を探してくれました。
だからこそ自分の三線には物凄く愛知着がありますし、
暇があれば触りたくなるような存在です。
ですから、
三線選びはなんといっても
自分に合う物を選ぶことが大事だと思います。
三線を選ぶ最も重要なポイントが胴体の皮。
●❶本皮…胴体に本物の蛇皮を使用
本張り
強化張り
本皮《本張り》
蛇皮1枚を使用。
メリットは
やはり音が良いことです。
音に重みを感じ、
また高い音でもキーンとするのではなく
澄んだ音になるのが特徴です
ちなみに私はこの本皮《本張り》を使用しています。
★こんな方にオススメ★
●ギターなど弦楽器の経験がある人
(上達が物凄く早いためすぐに色んな曲を弾けるようになり
自分の三線スタイルが確立します。
弾く回数が多くこれから一生三線を弾いていくだろう
と感じる方)
デメリットはやはり
値段が他のものに比べると少し高い
ことです。
よく本張りは管理が難しく
「よく破れると聞くのですが」
とか
「手入れが難しいのでは」
という声をお聞きしますがそんなことはありません。
使用せずずっとケースの中に入れたままだったり、
非常に乾燥しているところを避けて頂ければ
大抵、大丈夫です。
注意して欲しいのが
寒い地域に住んでいる方です。
本皮はやはり元は生き物。
生き物をだいじにするように扱わなくてはなりません。
ハブは寒いのが大の苦手です。
本皮《強化張り》
簡単に言えば、本張りの皮の下に強化用の布をはっています。
メリットは
本張りに比べて
破れにくいため管理が楽なことです。
★こんな方にオススメ★
●人工皮は嫌だけど
寒くて乾燥する地域にすんでおられる方
●周囲に三線教室、
教えてくれる人がいないため、
1人で三線を練習しようとされている方
にとってはとても良い三線だと思います。
デメリットはやはり
強化している分、
音が多少落ちてしまうことです。
(しかし、初心者には充分過ぎるほど良い音がでます)
●❷人工皮… 蛇皮模様の人工皮を使用
メリットは
人工で作られているため強度も強く
メンテナンスもほぼいりません。
多少の雨にも大丈夫なので
手汗がやばい人とかに特にお勧めします
また、海外に三線を持っていきたいと考えて
いらっしゃる方は必然的にこちらになるかと思います。
持ち出し禁止にあるためです。
デメリットはやはり
上記ふたつの本皮の三線より
音が落ちてしまうこと
です。
多少三線に耳が慣れてくると金属音のような音
を感じてしまうと思います。
三線を長期に渡り、弾き続ける方は
やっぱり本皮がいいな
というふうに感じると思います。
★こんな方におススメ★
●全くの音楽初心者
●誰も教える人がいなくて独学で三線を弾きたい方
●続くかわからないけどとりあえず三線を弾いてみたい方
●そして海外で三線を弾きたい方
●❸カンカラ三線…胴体にどこにでも手にはいるカンを使用
第二次世界大戦中に沖縄が米軍の統治下におかれていた時
米軍から支給されるミルク缶や食料の缶を
胴体にして作られたカンカラ三線。
どんな状況であっても
「心の豊かさ」
を最も大事にした沖縄の先祖が作りだした三線。
沖縄の精神の象徴ともいえる三線がこの
カンカラ三線だと思います。
メリットは、、、、、、、
三線の起源であるもの。
沖縄の先人の強い精神の象徴。
ということですかね。
正直、きちんと三線を弾きたい方には
おすすめできません。
デメリットとして
音は正直、期待しないでください。
「そんなものだ」くらいだと思っていたほうがいいでしょう。
また、普通の三線と棹の長さが違うため、
押さえる指の位置がかわってきてしまいます。
本物の三線に移行する時に指の感覚が狂ってしまうと
思います。
★こんな方におススメ★
●三線がある程度弾けるようになった方
●三線を買うお金がもったいないけど弾いてみたい方
●うちなー魂に価値を感じる方
におすすめします。
長くなりましたが、
三線を始めるにあたって
三線選びは最初の重要な選択だと思います。
ぜひ
始めましょう。